バイオテクノロジーとアートを掛け合わせたものを形にしている福原志保さん。
初めて聞いた人も多いのではないでしょうか?
これからもっと身近にバイオアートを見れる日がくるかもしれませんよ^^
今回は福原志保さんを紹介していきます!
福原志保のプロフィール
すごく面白い記事でした。近代の終わりと新しいテクノロジとともに、死生観がこれからどう変わっていくのかというのは個人的にとても関心のあるテーマ。中編、後編も。/未来において「死」の概念は変わるのか/福原志保さん[前編] https://t.co/Ov7y6mOp5I pic.twitter.com/AJ3hkSel6p
— 佐々木俊尚 (@sasakitoshinao) July 24, 2019
- 名前:福原志保
- 生年月日:1976年
- 年齢:43歳(2019年時点)
- 出身地:新潟県
バイオアーティストという職業の福原志保さん。
バイオテクノロジー(生物工学)とアートをかけ合わせた作品を中心として、国内外でさまざまなプロジェクトを手がけています。
これだけ聞いてもいまいちピンときませんよね。
例えば、少し前に青色のカーネーションが開発されましたよね?
これもバイオアートのひとつなんです。
福原さんはこれまでに「亡くなった人の遺伝子を樹木に入れて、その人のDNAを継承していく。」といったアイデアを生んで、実現しようとしています。
このアイデアは実際に2004年英国政府主催のビジネスコンペで出したアイデアでした。
そのビジネスコンペで福原さんは最終審査に残り、「バイオプレゼンス社」を設立することになります。
しかし、このアイデアを実現するためには「倫理問題」が立ちはだかります。
北欧から中国まで、片っ端から実現するための研究所を探しますが、どこも「ヒトの遺伝子を木の細胞に入れるなんて、イメージが悪い」と断られてしまうんです。
そこで思いついたのが、自分のアイデアをネットに投稿し知ってもらうこと!
その時に出会ったのが、早稲田大学理工学術院の岩崎秀雄教授です。
岩崎教授と話していくことで、
「もっと科学の世界に身を置きたい」
という想いが強くなり、稲田大学理工学術院に籍を置くこととなりました。
亡くなった人のDNAを樹木に入れるアイデアは、まだ実現されていません。
それについて福原さんは、
DNAを埋め込んだ木をつくることがゴールではなく、そこから皆さんに話し合ってもらえるプラットフォームでありたい。
目の前に木が植えられれば、もう喋り出すしかなくなりますから。
いまはまだ越えなきゃいけない壁があって実現はしていませんが、木がないのにこれだけ会話が生まれているわけですから、実際に木が生まれたら、もっといろんな方が「なんだそりゃ!」と反応してくださると思うんです。
引用:wired.jp
こんなふうに話していました。
福原さんは現在、Googleが開発を進めるデニムでウェアラブルデバイスをつくる「プロジェクト ジャカード」のテキスタイル・クリエイティブリードも務めています。
福原志保の出身高校や両親の職業は?
福原志保のプロジェクトを目の当たりにしたとき、人は自らの足元が揺らぐような感覚を覚えることだろう。それはきっと、彼女のヴィジョンが今この世界で「生命」だと思われているものの臨界点を提示するものであるからだ https://t.co/8wq3vE7QgN #WAIA2017 pic.twitter.com/yEKF1hmb6V
— WIRED.jp (@wired_jp) May 31, 2017
これだけの経験を積んできた福原さんの原点を知りたくて、出身高校を調べてみました。
ですが具体的な学校名を探すことはできず、卒業後に海外へ渡りロンドンの大学「セントラル・セイント・マーティン」を卒業していることが分かりました。
その後、さらにロンドンにある美術大学ロイヤル・カレッジ・オブ・アートのインタラクティヴ・デザインへと進学し、「亡くなった人のDNAを樹木に入れる」アイデアで注目を集めました。
卒業後はフランス外務省給費生として、パリに滞在して2007年に日本へと帰国しています。
これだけの活躍をしている福原さんを育てたのはどんなご両親なのでしょうか?
母親については、昔の思い出を話している場面があり
小学校では忘れ物とか失敗ばかりしてましたね。母親はそれに対して怒るというより『自分でなんとかしなさいね』と言っていました。
私は何でも器用にできる子ではなかったですが、母親は『最後まで諦めないのがあなたの性格ね』みたいに常に褒めてくれてましたね。自分が認められている実感は常にありました。
引用:日系DUAL
と話していましたよ。
これを見ていると、とても大らかで愛情深いお母さん像が想像できますね。
父親については、
「父が遺伝の研究をしていたこともある。」
と話していて、さらに
「遺伝子は元々興味のあるテーマだった。」
とも話していました。
今の福原さんがあるのは両親の存在が大きいのが良く分かりますね。
9つ上のお兄さんの影響で、小学生の終わり頃から映画にもハマっていたと語っていましたよ。

福原志保は結婚していて子供がいる?
技術の進化が人間の生活を変えることにおもしろさを感じる───福原志保(バイオアーティスト)https://t.co/LMqcq6XEHN pic.twitter.com/sOMflGt2AQ
— GQ JAPAN (@GQJAPAN) September 19, 2016
高校を卒業して、10年海外を回り続け研究をしていた福原さんのプライベートを調べてみました。
現在福原さんは小学生の娘さんがいると話していましたよ。
SNSでは娘さんを「マメ子」と呼ぶお母さんの一面も発見しちゃいました^^
娘のマメ子が通っていた幼稚園のママ友のツイート、共感度ぱない。これからも、上を向いて歩いていくぞー! https://t.co/dvYXbVbc26
— Shiho Fukuhara 福原志保 (@vitronique_ja) October 4, 2019
日本でベビーフードをあげていた話をしていることから、出産は帰国後だったのかもしれません。
気になる旦那さまについてですが、福原さんが話している場面が見つからなかったので、こちらは分かり次第追記していきますね。
バイオテクノロジーは1日で成り立つものではなく、とても時間のかかる作業だと推測できます。
それでも、科学で生活を楽しくするようなアイデアが生まれるのを期待していきたいですね^^

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