映画CUBEのリメイク版が公開されると知り、早速オリジナル映画を見なおしてみました^^
人間の本性がむき出しのシーンには恐怖を感じましたが、物語のキーワードである数学用語がいまいち分かりません><
今回は、映画に登場する「素数」や「因数」、「デカルト座標」などの意味を紹介していきます!
【CUBE】映画の素数の意味は?
【10/22公開】人気サスペンスホラー『CUBE』、菅田将暉主演でリメイクhttps://t.co/bGMaK6i6hI
オリジナルは97年に公開されたヴィンチェンゾ・ナタリ監督のカナダ映画。菅田将暉、杏、岡田将生、田代輝、斎藤工、吉田鋼太郎が出演する。 pic.twitter.com/oKtR3pJO6D
— ライブドアニュース (@livedoornews) February 2, 2021
映画CUBEでは、数学に関したキーワードがいくつか登場します。
キーワードの意味が分からないと、映画の面白さもいまいちですよね^^;
ということで、ここでは数学のキーワードについて紹介していきます^^
まずは「素数」について!
調べてみたところ、素数とは「1より大きい整数で、1と自分自身でしか割り切れない数」のことを言います。
これだけではピンと来ません^^;
いくつか例を挙げてみます。
- 「1」は「1より大きい整数」ではないため、素数ではない。
- 「2」は「1より大きい整数」で「1と2以外の自然数では割り切れない」から、素数である。
- 「4」は「1より大きい整数」ですが「1と4以外にも2で割り切れる」から、素数ではない。
- 「5」は「1より大きい整数」で「1と5以外の自然数では割り切れない」ため、素数である。
私はこれを読んで理解するまでに時間がかかってしまいましたが、みなさんはピンときたでしょうか^^;?
次に、この素数が私たちの生活で、どんな役割をしているのか見ていきますね。
私たちの生活の中で素数は、「情報の暗号化」に使われています。
そして、素数が暗号化に使える利点を使ったドラマも存在しました。
それは「ガリレオ」「危険なビーナス」です。
「ガリレオ」では、爆弾を解除するコードを解くのに素数が使われていました。
「危険なビーナス」では、素数を使って描かれた絵画がドラマのキーポイントとして登場しています。
CUBEの中で素数は、部屋から脱出するための仮説を立てるときに登場していました。
途中までは順調に進んでいたのですが、途中でこの仮説は破綻してしまいます。
そして、次に立てられた仮説が「因数理論」でした。
【CUBE】映画の因数の意味は?
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■□ 菅田将暉さん □■
□ ■□ ■□ ■□ ■□ ■□ ■□ ■素敵な1年になりますように。
P.S.チームCUBEは
『#花束みたいな恋をした』
嗚咽号泣しました。#CUBE #映画CUBE#10月22日公開 #菅田将暉 pic.twitter.com/zy80OGTkLM— 映画『CUBE』公式 10/22公開 (@cube_m0vie) February 20, 2021
素数理論が行き詰ったメンバーが次に立てた仮説が「因数理論」です。
因数というと、因数分解とか素因数分解として使われていますね。
例を見てみましょう。
たとえば10の因数は、10=2×5なので、2と5が因数となります。
映画の中ではプレートの各数字の因数が、個数と罠の関係なのではないかといった仮説が立てられました。
この仮説に確証はないのですが、とにかく可能性のある仮説をたて、1つずつ消しながら先へ進もうと試みます。
ここまで出てきた素数や因数は、キューブボックスのトラップを判別するために使われていました。
それとは別に、キューブボックス自体の大きさを表わすために登場したキーワードがあります。
それが「デカルト座標」です。
次にデカルト座標について、見ていきましょう。
⇒【CUBE】宇野千陽役の田代輝はハーフなの?子役時代の出演作品は?

【CUBE】映画の因数や素数の意味は?デカルト座標や法則はある?
■□ 映画『』キャラクター□■
井手寛(41)
整備士□コメントはこちら□https://t.co/WQTsFOMWWL#斎藤工#映画CUBE #2021年10月22日公開 pic.twitter.com/6fAYqmRbKh
— 映画『CUBE』公式 10/22公開 (@cube_m0vie) February 1, 2021
これまでに登場した素数や因数は、トラップの有無を判別するためのものでした。
実は閉じ込められたメンバーの中に、このキューブボックスの外壁を設計した人物がいたため、この部屋の大きさが判明します。
キューブボックスの外壁の長さは一辺が130m。
大きな立方体の中に存在している事が判明します。
両端は8.4mずつ間を開けていて、部屋の一辺は4.2m。
これをもとに計算すると、最大で一辺に26の部屋が存在し、全体で17576の部屋があるという事が分かったのです。
そしてメンバーは、キューブ内のプレートに書かれている数字が座標の位置を表しているという仮説を立てました。
先ほど計算した一辺26部屋という事実も含めて考えた結果、それぞれの数の合計が座標になるのではないかと考えたのです。
この時に登場するキーワードが「デカルト座標」です。
デカルト座標と聞くと、専門用語のように感じてしまいますよね^^;
ですが、詳しく調べていくと、一般的に使われている座標と同じ意味なんだそう。
辞書で調べてみても「普通に座標と言っているものをデカルト座標という事がある」と、書かれていました。
映画では、このあと残念ながらデカルト座標の仮説が破綻してしまいました。
その後も移動を続けていたメンバーが、映画の始めに犠牲になった人物が横たわる部屋に辿り着きます。
その部屋の隣には始めは部屋があったはずなのに、今は空洞になっていることに気付いたメンバー達。
この事から、また新しい仮説を立てました。
それは、部屋が移動しているという説です。
先ほどの座標はあくまで初期の値であり、その後は数字に従って規則的に移動しているという仮説を立てたんですね。
この仮説をもとに計算していくと、三回移動すると元の位置に戻るという事が分かりました。
ここまで素数や因数についてと、キューブボックスの法則を調べてきましたが、絶対的な正解や法則は見つかりません。
この数学の問題を解く事で、映画の謎が解決すると思っていましたがそうではありませんでした。
あくまで数学の用語やキューブボックスの法則は、メンバー達が脱出するためのひとつの手段だったと考えられます。
数学が苦手な私にとって理解するのは大変でしたが、これでキューブボックスの真相は他にあることが分かりましたね!
日本版キューブはオリジナルストーリーという事もあり、数学の謎解きが暗号や他のものに変わっている可能性も考えられます。
日本版とオリジナル版の謎解きを見比べてみるのも面白いかもしれませんね^^

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