【太陽は動かない】タイトルの意味は何?サブタイトルが伏線なの?

映画

映画「太陽は動かない」の公開が近付き、楽しみにしている人も多いのではないでしょうか^^

ドラマの見ごたえも抜群だったため、私も映画への期待が高まっています♪

今回は、「太陽は動かない」のタイトルの意味を見ていきましょう!

ドラマと映画につけられたサブタイトル「THE ECLIPSE」の意味も合わせて紹介していきます^^

【太陽は動かない】タイトルの意味は何?あらすじをチェック!

AN通信という会社がありました。

表面上はニュースを発信する会社ですが、実態は産業スパイを抱える組織です。

独自に集めた情報を政府や企業に売ることで多額の報酬を得ていました。

 

そのAN通信でエージェントとして働くのは、冷静沈着な鷹野一彦【藤原竜也】と相棒の田岡亮一【竹内涼真】

そんな二人に、これまでで最大で最悪のミッションが与えられる事になります。

 

AN通信に所属するエージェントは心臓に爆弾を埋め込まれ、24時間ごとに本部に連絡をしなければ爆死するという恐怖のシステムがありました。

映画では、全人類の未来を決める次世代エネルギーの極秘情報を入手するミッション達成のため、二人は奔走します。

 

ここからは、原作小説を少しネタバレ^^!

南シナ海で、新たな油田が発見され中国の新源石油は、日本の興和と韓国の南星が開発に乗り出しました。

しかし、日本の興和と韓国の南星はコントロールしにくい存在だったため、中国当局から妨害を受けてしまいます。

中国当局はなんと、CIAに協力を要請。

 

新源石油と険悪なウイグル人の一部勢力を刺激して、天津スタジアムでテロを発生させようと企てるのです。

しかも天津スタジアムでは、当時日本と韓国のサッカー試合が行われる予定がありました。

ここでテロを起こすことによって、日本と韓国と中国の関係を壊し、新源石油の油田開発計画を潰してしまおうという魂胆だったのです。

 

これを知った鷹野は、興和と南星に情報を売ろうと思いつきました。

そこで、鷹野はウイグルの過激派リーダー(シャマル)と接触を試みるものの交渉は決裂・・。

興和の上海支社で鷹野は、支社長の新井からクレームをつけられてしまいます。

 

鷹野は、興和も南星もテロの情報をすでに掴んでいたことを知りました。

この事実にすっかり気落ちする鷹野。

しかし、そこで田岡の拷問された写真を見せられます。

さらに、田岡がテロ現場に運ばれたと聞かされました

 

その後、新井からテロを必ずストップさせるよう叱咤され、鷹野は動がざるを得なくなるのです。

ここまでが原作小説のストーリー。

小説だけでも、かなり大きなスケールであることが伝わったでしょうか?^^

【太陽は動かない】タイトルの意味は何?

原作小説をネタバレしたところで、タイトルの意味を考えていきましょう!

AN通信で働くエージェントたちは、心臓に爆弾が埋め込まれていましたね。

24時間ごとにAN通信への連絡を怠ると、有無を言わさず爆破されてしまいます。

 

私の予想では、エージェントたちには夜が来ないことを意味しているのかな?と、考えました。

24時間、自分の命がなくなるかもしれないプレッシャーと闘っているため、エージェント達には安息の時間がないと思われます。

常に安息の時間=夜がないとすると、エージェント達の日常は常に太陽があり続けるという意味に考えられないでしょうか?

 

ちょっと、シンプルすぎましたかね^^;

でも、このタイトルは原作小説のもの!

ドラマや映画には、サブタイトルがついているのをご存知でしょうか?^^

このサブタイトルが、映画のキーポイントになっていきそうなんです♪

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原作小説は「太陽は動かない」の一文のみでした。

ですが、ドラマと映画にはサブタイトルがついています。

 

サブタイトル「-THE ECLIPSE-」の意味は、日本語に訳すと「日食」です。

日食とは、太陽が月によって覆われて太陽が欠けて見えたり、あるいは全く見えなくなったりする現象のこと。 

 

このサブタイトルから想像すると、鷹野と田岡によってAN通信の存在が危うくなるのではないかと考えました。

エージェントにとって、AN通信の諜報員である以上、安息の時間はないわけですよね?

この状態を、常に昼間(太陽が昇り続けている状態)に例えるとしたら、日食はエージェントにとっては夜(安息の時間)になると考えられます。

その日食を起こすために、行動するのが鷹野と田岡のバディなのかな~なんて予想していますよ^^

 

という事は、原作と違う結末になる可能性もありそうですね!

あえて原作にはないサブタイトルをつけたのは、原作とは違う結末への伏線なのかもしれません。

これは、ぜひ映画を見て確認したいところです^^

 

原作者・吉田修一さんの小説で映画化されたものは過去に「パレード」「悪人」「横道世之介」「怒り」など、たくさんの作品があります。

どれも、公開のたびに注目されていましたね^^

中には、映画館で見たという人もいるかもしれません♪

 

吉田修一さんの小説には、タイトルに意味を含むものが多く、毎回私もどんな意味があるのか推理しながら読むのが楽しみのひとつ^^

今回の「太陽は動かない」も、映画を見てタイトルの意味をもう一度考えようと思っています♪

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